熊本そけいヘルニア・整形外科クリニック

096-326-2002

診療の流れ

鼠径ヘルニア診療の流れ

  1. 初回受診

    診察、検査、手術適応の判断、術前検査、手術日の仮予約

    問診および身体診察を行い、手術が必要な鼠径ヘルニアかどうかを判断いたします。
    必要に応じて超音波検査や腹部CT検査(提携の医療機関で検査)を追加で行うこともあります。
    手術適応と判断した場合は手術に関しての大まかな説明を行い、手術を希望された際は全身麻酔での手術に必要な検査(血液検査、胸部レントゲン撮影、心電図、呼吸機能検査など)を行います。
    手術日を仮予約することも可能ですので、ご希望の時期をお伝えください。

    待ち時間短縮のため事前予約をお勧めいたします。もちろん予約なしでも診察いたしますが予約優先のためお待ちいただくことがあります。

    診察イメージ
    初回受診
  2. 麻酔科医診察、入院説明

    入院・手術は成尾整形外科病院で行います

    鼠径ヘルニア手術および術後の入院加療は関連グループ病院の成尾整形外科病院で行います。
    全身麻酔が可能かどうかの判断を専門の麻酔科医が行い、全身状態によっては循環器内科や呼吸器内科などへコンサルト(他施設へ紹介)することがあります。 手術日の前日に入院していただくので、必要な物や流れなどをご説明いたします。

  3. 手術説明

    ご本人様以外にご家族様やご友人様などの同席者が必要です

    手術前日(入院日)もしくは事前にクリニックの外来で手術の説明を行います。
    約20~30分間かけてイラストや実際に使用するメッシュなどを用いて手術に関して詳しくご説明いたしますので、何か気になることや分からないことなどがあれば遠慮なくお知らせください。

  4. 手術当日

    鼠径ヘルニアの手術自体は60~90分程度で、手術前後の麻酔の時間を合わせると手術室には90~120分程度の滞在になります。
    ある程度麻酔が覚めてから病室へ戻りますので、付き添いの方は手術室から病室への移動の際にご本人様とお話しできます。
    当院の手術方法は腸管への影響はほとんどありませんので手術日の夕食から食事が出ます。麻酔の影響で吐き気や頭痛などを感じることがありますので、その際は無理に食事を摂らなくても問題がないように点滴を追加します。

    手術風景
    手術当日
  5. 手術翌日~退院

    翌朝に医師が創部の確認を行い退院が可能か判断いたします。
    疼痛などの状況によっては1~2日程度退院を延期することもあります。

  6. 術後外来受診

    退院して2~4週間後にクリニックを受診していただき創部と術後経過の確認をいたします。
    問題がなければこの時点で一連の治療は終了となりますが、経過によっては数か月後に再診していただくこともあります。